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肌のくすみと色素沈着
29歳女性です。
今まで化粧品で肌荒れなどを起こしたこともなく「自分は肌が丈夫な方なんだなぁ。ラッキーだったな」と思っていました。
3年前までは…
もちろん学生時代からメイクはしていました。
デビューは遅く大学入学と同時。
女子力の高くない私ですがその頃から気をつけていたことがあります。
それは「肌のくすみと色素沈着」です。
美白の鬼となり、今もシミは一つもありません
まず「肌のくすみ」についてです。
祖母は色白で肌がきれいな人でした。
私が小さい頃から「肌の白いは七難隠す」と耳にタコができるほど言われてきました。
幸い彼女のDNAを引き継いだ私は白く丈夫な肌を持って生まれてくることができました。
「あなたは色白だから美人さんになる」と幼い頃から言われてきました。
そんな孫バカの祖母の影響もあってか私は美白の鬼となったのです。
とびきり可愛い顔じゃなくても、プロ級にメイクが上手くなくても肌がきれいなら美人だ!と希望を感じていたのかもしれません。
日焼け止めクリームは数種類を常備。
バッグには日焼け止めスプレーを必ず入れていました。
「今日の日焼けは未来のシミ」をスローガンに掲げ続けて早数年…
おかげさまで30歳を目前にした今もシミは一つもありません。
これはちょっとした自慢でもあります。
「色素沈着」が問題
しかし問題なのは「色素沈着」の方です。
なじみの美容部員さんとのやりとりから全てが始まりました。
化粧ポーチをチェックしてもらった時のこと…
色素沈着が起きないよう、自然派メイクに
私のリキッドアイライナーを見るなり彼女は言いました。
今すぐ使うのを止めた方がいい!と。
そのアイライナーを使い続けるとまぶたに黒い色素沈着ができ、将来目元がくすんでしまうと言うのです。
私は怯えました。
「まさか…だって2年も使ってるけどなんともないし」すると「雨の雫が長い年月をかけて石を飾るって言いますよね?それと同じです。目元の粘膜はデリケートだから気をつけないといけないんです!」と最もらしい説明をしてくれました。
その色素沈着が起きないよう優しい素材で作られたアイライナーもあると教えてくれました。
しかし私は肌に負担をかけてまでアイラインを引かなくて良い!という結論に至ります。
それ以来私は肌の色素沈着に敏感になります。
それが25歳の時だったと思います。
ミネラルファンデーションに切り替えたり、化粧水も無添加のものを意識して選ぶようになりました。
同時にどんどん薄化粧になっていきます。
接客業ではありましたが、お客様を不快にさせない程度に自然派メイクを楽しんでいました。
仕事のために濃いめのメイクへ
それとは裏腹に仕事では昇進を果たします。
会議などに出る機会も増え、周囲を見渡すと自信満々の大人の女性がたくさん…
気の小さい私は負けじと濃いめのメイクで対抗することに決めました。
年齢に応じた華やかなメイクは必要だとも感じたからです。
しかしそんな中、思いもよらないことが起きます。
ある朝鏡を見ると、唇にプツプツと水ぶくれができていたのです。
寝ぼけながら私は、唇が爆発した!と思いました。
痛痒くて唇は全体的に赤くなって火照っている感覚でした。
ひとまずマスクで口を隠すようにして出社…
その日は同僚にタラコ唇と笑われ、口はヒリヒリと痛み散々でした。
唇がメンソレータムアレルギー
数日後皮膚科を受診しました。
先生の診断はメンソレータムアレルギーではないかというものでした。
唇がメンソレータムや刺激の強い口紅などに負けているということでした。
正直、何か食物によるアレルギーや口角炎のひどいタイプなどを想像していた私は思いもよらない原因に驚きました。
そして先生からさらにショッキングな一言。
「結構腫れてるね…このままだと唇が黒っぽく色素沈着しちゃうかも」
それは何としても避けたかった私ですが、まずは完治させるのが先決でした。
一生タラコ唇でいるのもイヤでした。
そして一週間、処方された薬を真面目に塗り続けリップクリームの代わりにワセリンだけという生活をします。
水ぶくれや腫れはひきましたが、恐れていたことは起きてしまいます。
水ぶくれがひどかった部分がうっすらと紫色になっていたのです。
こればかりは誰を恨むこともできない、自分のせいです。
唇の色素沈着の対策
悲しんでもいられないので、地道に改善方法を探し出すことにしました。
そして唇もデリケートな肌の一部ということに気づきます。
肌の美白にはビタミンだ!ならばビタミンを摂ろうと決めました。
サプリメントはもともと興味があったので3年経った今も飲み続けています。
リップクリームに関しては悲しいかな、いくら低刺激でメンソレータム配合ではないものを選んでも合わないようになってしまいました。
あれ以来ワセリンが手放せなくなり、グロスや口紅は一度も塗っていません。
バッチリ大人メイクにも唇だけはナチュラルです。
難点をカバーするために、お肌の美白の努力を続けたい
そして色素沈着は年々薄くなってきています。
ビタミンが効いていると信じていますが、誰も答えを知りません。
3年前から唇に問題を抱える私ですが、だからこそお肌の美白には今も力を入れています。
「肌の白いは七難隠す」
当時は7個も難はないから大丈夫と思っていました。
しかし今になってこの言葉が身に染みています。
唇が爆発するという衝撃の出来事を経て強くなれたような気がします。
肌をないがしろにせず、難点をカバーするために努力を続けたいと思います。