娘のおでこにあるシミ
28歳、専業主婦。
2歳半、女の子。
来年幼稚園です。
娘のシミに気付いたのは生後4ヶ月の頃でした。
可愛い寝顔を見て、髪をかきあげおでこを撫でていたときです。
右側のおでこから眉毛のあたりまでシミがついていたんです。
髪の中まではついておらず、生え際まで。
よく見ると右側だけまぶたにもシミがついていました。
父親からの遺伝
シミの色は紫色みたいな、陰がついている感じで。
でもよーく見ないと分からない程度のものです。
それまでまったく気付きませんでした。
過去に撮影した写真を見返してみると、生後3ヶ月ころから陰がついていました。
これは遺伝だなとすぐ思いました。
旦那には首から胸、背中にかけて広いシミができています。
パッと見て気づくくらい、色は茶色です。
付き合っていたころ最初はこの人火傷したのかな?って思ってました。なんとなく聞けませんでした。
子供のシミがわかってからも聞きづらかったです。
このシミって遺伝じゃない?あなたもあるでしょ?って言っているような気がして。
旦那に相談すると自ら話してくれました。
本人はあまり気にしたことはなかったそうです。
学生のころに濃くなったそうで…彼のお姉さんにもシミがあるそうです。
お姉さんには眉毛の上あたりに雷マークみたいな形、ちょっとだけ。
色は濃い紫色。
完全に消えるものではない
ちょうど4ヶ月検診があったので先生に聞いてみました。
するとこれは消えないと言われました。
「赤ちゃんのお尻によくできるあおたん、これが体にできるようなもの。これは大きくなると薄くなっていくけど完全に消えるものではないよ。」と。
もっといろいろ知りたくてネットでも調べました。
娘はきっと太田母班。
幼児期、それから思春期に濃くなる場合もあるんだそうです。
女の子が特にできやすいとのこと。
私はこの子がお腹の中にいたときに、興味本意でここが頭?お尻?とべこべこ触っていたことを後悔しました。
今も後悔しています。
レーザー治療をしてあげたいけど…
治療法にはレーザー治療があるそうです。
小さいころにやっておくとすぐ消えるのだとか。
周りでそんな子はおらず、ひたすらネットで調べる毎日。
やっぱり治療では泣くんだそうです。
よく考えれば当たり前です。
何も分からない小さな子供、自分のせいじゃないのに親に病院へ連れていかれる。
こんなに小さな子供を毎回泣かせるのは、私には可哀想でできませんでした。
痛みも少し伴うそうですし。
大きくなってからの本人に委ねることに決めました。
2歳半になった現在、4ヶ月のころと濃さは変わっていません。
何度懺悔にひたり眠った娘のおでこに手を当てたことか。
悲しいことに目の横にポツンとシミが1つ増えました。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
いじめも心配
女の子ですので、絶対に気にする時がくるはずです。
薄くなってくれればいいのだけれど…
前髪で隠す、化粧をする、方法はあります。
けれども私が若い頃は好きな髪型もしたい、眉毛の形だって変えてみたい、何不自由なくそうやってきました。
当然学校では化粧なんてできません。
体育のあと暑いから前髪をアップしたい!けれど娘は気にしながら生きていくのかもしれません。
いじめも心配です。
気にしないような子ならいいけれど、やっぱり女の子ですからね。
将来、治療にはもちろん協力したい
大きくなって娘がレーザー治療をしたいと言えば、もちろん協力したいと思います。
時間もお金もかかる…今はそれくらいしか治療法がないのが残念です。
もっと手軽に、ドラッグストアーで買えるような薬があれば…ってよく思います。
普段私が使っているシミを薄くするクリームみたいなもの。
これはもう少し娘が大きくなったら塗ってあげたいです。
藁にもすがる思いです。
これから幼稚園が始まります。
親も子も、これからがシミとの向き合う本格的な時期です。
将来はまだわからないけれど、このシミを含めて全部娘を愛してくれる友達やパートナーが現れることを願っています。